チョウトウコウ(釣藤鈎)
日本名:チョウトウコウ
日本別名:釣藤鈎
英名:Uncaria Hook
ラテン名:UNCARIAE UNCIS CUM RAMULUS
科名:アカネ科(Rubiaceae)
基原
アカネ科(Rubiaceae)、カギカズラUncaria rhynchophylla Miquel, Uncaria sinensis HavilandまたはUncaria macrophylla Wallichのとげ
効能
チョウトウコウ(釣藤鈎)は七物降下湯、釣藤散、抑肝散などに含まれる生薬の一つです。
チョウトウコウは血圧降下、消炎、鎮痛などの目的で漢方に配合されます。
チョウトウコウは主成分のリンコフィリンをはじめ、多くのインドールアルカロイドを含んでいます。
認知症に効く?
近年、チョウトウコウには精神疾患を改善する作用があるということで注目されています。
実際、抑肝散による認知症の改善はチョウトウコウの作用が大きく関係しているのではないかと言われています。
歴史
名医別録の下品に収録され、その薬能は「小児の寒熱、十二の驚癇」と記載されています。