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コウボク(厚朴)

日本名:コウボク
日本別名:厚朴
英名:Magnolia Bark
ラテン名:MAGNOLIAE CORTEX
科名:モクレン科(Magnoliaceae

基原

モクレン科(Magnoliaceae)、ホウノキMagnolia obovata Thunberg, Magnolia officinalis Rehder et WilsonまたはMagnolia officinalis Rehder et Wilson var. biloba Rehder et wilson の樹皮

効能

コウボク(厚朴)は神秘湯や半夏厚朴湯などに含まれる生薬の一つです。

 

コウボクは、胃薬、下剤、咳止めとして配合されることが多いです。

 

また、腹痛を止めるために配合されることもあります。

歴史

神農本草経の中品に収録され、その薬能は「中風、傷寒の頭痛、寒熱、驚悸、気血痺、死肌を主どり」と記載されています。

 

また、名医別録には「中を温め、気を益し、痰を消し、気を下し」と記載されています。