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診察室血圧

診察室血圧は、病院・診療所などで測った血圧のことです。

 

家庭などのリラックスした状態で測った血圧よりも少し高めになることが多く、なかには白衣高血圧といって、診察室血圧だけが高くなってしまう方もいます。

 

白衣高血圧

血圧は緊張したりするだけで、普段より高い値が出ることがあります。

 

病院などの診察室で血圧を測る際に緊張してしまい、診察室血圧だけ高くなってしまう方がいます。

 

このように診察室血圧だけが高くなってしまうことを「白衣高血圧」といいます。

家庭血圧

家庭血圧はその名の通り家庭で測った血圧なのですが、意外と細かい条件があります。

 

家庭血圧の条件

@起床後1時間以内
A排尿後
B座位座位1〜2分の安静後
C降圧薬服用前
D朝食前

@就寝前
A座位1〜2分の安静後

 

ややこしいですが、つまり朝は「起きてトイレに行った後に座って測る」、夜は「寝る前に座って測る」だけです。

 

このように行えば条件は全て満たすと思います。

 

家庭血圧の基準は少し低い

また、一般に家庭血圧は診察室血圧よりも低い値を示すことが多いため、家庭血圧の高血圧基準は、診察室血圧よりも5mmHg低く設定されています。

 

日内変動を知るのに役立つ

1日のなかで血圧が変化していくのを血圧の「日内変動」といいます。

 

朝と夜の2回だけでなく、こまめに家庭血圧を測定し、記録をつけていけば、血圧の日内変動を知ることができます。

 

そうすることによって、早朝高血圧や夜間高血圧などの種類が分かったり、薬が効いているかの判断を行うことができます。

 

そのため、高血圧を治療するときには、家庭血圧を測ることが勧められます。

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